LUTE family

リュート属とは広義では棹と胴を持つ溌弦楽器全般 (三味線や琵琶も含む)を指し、
狭義では16〜18世紀をピークにヨーロッパで広く愛好された溌弦楽器を指しています。
いずれも紀元前のメソポタミアをルーツとし、シルクロードや大航海時代を通じて世界中に広まり、
その土地の民族性に合わせて改良された楽器達です。
この部屋では、狭義の意味での我が家のリュートの仲間を紹介します。

テオルボ/キタローネ
"Tiorba/Chitarone" after Venere by hirotaka watanabe 1982 Tokyo
テオルボの語源ははっきりしないが、キタローネとは古代ギリシアで使われた溌弦楽器”キタラ (ギターの語源)”の大型のもの という意味を持つ。14コース(しばしば複弦) の弦を持ち、最大で長さ2m近いものも存在する大型低音リュート。ソロのみならず、 バロック・オペラなどの通奏低音用楽器として大変好まれた。イタリア歌曲集でもおなじみの ジュリオ・カッチーニ(1545〜1618)は、象牙の背面板を持つテオルボで弾き語りをしていた事で有名。

フランス留学中に大変お世話になったソブザック先生率いる”Le Tourdion”のホームページ。
あきぞうがルネサンス・リュートを弾く雄姿 ? を”les concerts et les disques”の”les photos”で見ることができます。↓


Percussions  HOME  うちのなりものたち  VIOL family  Others 

Copyright (C) 2005 Namekohouse all rights riserved.










100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!